世界最速のインディアン

世界最速のインディアン スタンダード・エディション世界最速のインディアン スタンダード・エディション
(2007/07/27)
アンソニー・ホプキンス、クリス・ローファード 他

商品詳細を見る





「バート、そろそろ止まれ」
「戻ろうとしてるんだよ、奴は。
 自分の星にな。あいつは人間じゃない。」




実在したライダー、バート・マンローを題材にした「世界最速のインディアン」です。
「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスがバート役を演じているんですが、どうしてもレクター博士の印象が強いですねー、彼は(笑)。でも、今作でも名演を見せてくれています。


あらすじはこちらを。


今作でのハードボイルド、それはバート・マンローの生き様に他なりません。
世界最速の記録に挑戦する事への熱意と執念。何か一つの事に執着し、それを成し遂げようとする意思の強さや、その姿には濃厚に男の匂いがします。彼はボンヌヴィル塩平原でのレースに出場する為にニュージーランドからユタ州へと渡米する訳ですが、渡米した先で様々な人々に出会います。色々な人々とのやりとりの中で見えるのは、彼が世間慣れしていないという事です。そう、まるでバイク以外には今まで全く興味が無かったと言わんばかりの世間とのズレかたです。しかし、幸運にも(?)イイ人たちとの出会いに助けられ、彼はレースに出場し、世界最速記録を樹立する訳です。


そんな風に、多くの点で不器用だとしても、何か一つの事について抜きん出たものを持っている。何か一つの誰にも負けないものを持っている、っていう、そんな生き方にも私はハードボイルドなものを感じますね。



しかし、この実在した人物、バート・マンローさん、すごい人です。
1920年型のバイク、「インディアン・スカウト」を自ら改造し続け、ついには流線型バイク1000CC以下での世界記録を樹立する訳ですが、この記録のすごいところは、今現在も破られていないという事です。その時点で最高の技術を使い、最高のエンジンやボディを使う、つまり金さえかければいくらでも記録が伸ばせるという一般的な考えを裏切り、彼は古いバイクを使って、自ら改造を続け、ボディの重量を減らす為に(少しでも速く走る為に)、パラシュートやブレーキなども着けないなど、ある意味で原始的なやり方で世界記録を樹立したのです。最先端の技術を用いずに、今現在も誰も打ち破る事ができない記録を樹立した、そんな彼の生き様は素直にカッコいいです。


実物のマンロー氏はスリムな人だったようで、今作のアンソニー・ホプキンスとは少し(かなり?)体格が違うようです。世界記録を樹立する為の彼の執念を考えれば、スリムな姿の彼の方がぴったりきますね。



「多才でなくとも、一芸に秀でる」
そんな生き方も、ハードボイルドだという事を気付かされる映画です。
こういう生き方をしてみたいですけどねー私も。


蘇える金狼PageTopレオン

Comment

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

TrackBack

http://nightprowler.blog37.fc2.com/tb.php/40-c217153f

プロフィール

honeyroll

Author:honeyroll
ハードボイルドな男の生き様に憧れる
軟弱な♂です


コメントするほどじゃないけど、
意見が言いたい!とか、感想を
聞かせて下さるという心優しい方は(笑)

honeyroll_gibson@yahoo.co.jp

までよろしくお願いします。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック

月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム